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都内在住ワーキングママ yoshikoが、セミナー、様々な人との出会い、本などから学んだことをアウトプットして行動を変え、日々目標管理に励みながら、キャリアや人生のゴールを目指す日々の奮闘を書きます!今の興味は知財でのキャリアアップ(企業内弁理士)、キャリアと育児の両立、英語、子育て等。

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「失敗の科学」☆成長型マインドセットを身に付けよう

先週の勝間塾のサポートメールは、こちらの本のブックレビューでした!

失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
マシュー・サイド

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今日はその学びを纏めます!

 

【サマリー】失敗の科学

失敗が起こるのは「個人の善意による過度な集中」「専門家の罠・認知的不協和」「単純化の罠・非難の心理」が原因である。

まずは、失敗をマネジメントし、失敗から学ぶという考え方を徹底的に個人・組織レベルで実践し、考える文化を作る必要がある。

そのためには「成長型マインドセット」を個人・組織文化に取り入れることが一番重要である。

更に、「オープンループ」の環境で「マージナル・ゲイン」や「仮説検証」を進め、ボトムアップで「経験的知識」を積むと共に、「認知的不協和」の防止、「事前検死」の行実施、「固定型マインドセット」への反証などが必要である。

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以上がサマリーでした☆

 

以下、詳細に書いていきます!

【目次】

1. 失敗の原因は?

 ➀ 個人の善意による過度な集中

 ➁ 専門家の罠・認知的不協和

 ➂ 単純化の罠・非難の心理

 

2. どうすればよいか?

 ➀ 成長型マインドセットをもつ

 ➁ 難問は切り刻み、マージナル・ゲインで進む

 ➂ 仮説検証する

 ➃ オープンループでフィードバックする(懲罰はしない)

 ➄ ボトムアップで経験的知識を積む

 ➅ 認知的不協和を防止する

 ➆ 事前検死を行う

 ➇ 固定型マインドセットに反証していく

 

【詳細】

1. 失敗の原因は?

➀ 個人の善意による過度な集中

  • 失敗の多くは、決して悪意ではなく、個人の善意、それも善意による過度な集中で起こる

➁ 専門家の罠・認知的不協和

  • 専門家集団のような、クローズな組織こそ、失敗が発生し、その失敗を隠蔽する理由は、努力をしてないからではなく、努力のしすぎだから(専門家の罠)。
  • 専門家は自分の予測が外れたとき、事実の解釈をかえたり、自分の記憶を書き換えたりして、常に自己愛を傷つけないように行動する(認知的不協
  • 間違った方向に努力をした人ほど、その間違いを認められず、その間違いを正当化するための努力をさらに繰り返す。

➂ 単純化の罠・非難の心理

  • 様々な出来事を単純化すぎるため、予測できないこと予測できると考えたり、過去の出来事についても後講釈で間違った論理を立ててしまう(純化の罠
  • 物事を単純化しすぎ、多くの失敗事例について以下のような段階的なプロセスをたどり、特定個人を処罰することで物事の解決を図ったかのように考える(非難の心理

   1. 期待
   2. 幻滅
   3. パニック
   4. 犯人捜し
   5. 無実の人を処刑
   6. 無関係な人を報奨

  • 特定個人を非難する文化があると、ますます失敗が隠蔽され、問題解決に向かわずにミスが増えてしまう

 

2. どうすればよいか?

➀ 成長型マインドセットをもつ

  • 知性も才能も、先天的なものとは関係なく、根気強く努力続ければ、成長できると信じ、失敗を自分の力をのばす上で欠かせないものとして受け止める(成長型マインドセット)。
  • 失敗に早く気づき、失敗に意識的に着目して、そこから学ぼうとする反応を早める。

    <チェックリスト>

     - あなたは判断を間違えることがありますか?
          - 自分が間違った方向に進んでいることを知る手段ありますか?
   - 客観的なデータを参照して、自分の判断の是非を問う機会はありますか?

  • 一方で、自分の限界を知り、合理的な判断であきらめるものはあきらめる(自分がこの問題を解決するのに必要なスキルが足りないと判断をしたら、即座に引き下がる) 
  • このような「成長型マインドセット」の人になるべく囲まれる環境に身を置く

➁ 難問は切り刻み、マージナル・ゲインで進む

  • 正解がわからない難問は切り刻み、小さな仮説を一つ一つ積み上げ、検証して、少しずつ正解に近づいていく。
  • 「小さな改善」を積み重ねる(マージナル・ゲイン

➂ 仮説検証をする

  • 小さな改善をものにするためには、ランダム化試験のような形で常に仮説に対して分析し、フィードバックを得る仕組みを使う。

オープンループでフィードバック・懲罰はしない

  • クローズド・ループ(自分の責任を認めず、自分の枠外に出ないこと)ではなく、オープンループ(失敗を認めて進化していくこと)を取り入れる。
  • オープンループの中でフィードバックを大事にして、自分の失敗も、人の失敗も認めて、仮説を修正しながら前に進むよう、行動規範を設定する。
  • 個人を罰するのではなく、多くの失敗について報告やデータを集め、再発を防ぐ方法を考える。

ボトムアップで経験的知識を積む

  • 問題を解決する際に、トップダウンだけではなく、十分な量のボトムアップによって試行錯誤を繰り返す(経験的知識)。
  • 世界を単純化しすぎず、ボトムアップの試行錯誤の結果として発明やイノベーションが生まれることを理解する。
  • 起こりうるであろう失敗を潔く受け入れ、その失敗こそが成功につながるフィードバックと考える。
  • 「進化とは、選択の繰り返しである」を理解し、唯一無二の正解を無理矢理探すのではなく、いろいろなことを試した中で、生き残るものを探す(累積淘汰)

認知的不協和を防止する

  • 自分より目上の人が認知的不協和に陥っている時に、そのことを冷静に指摘し、他人の協力を得ながら、その過ちが致命傷にならないように、対応し、防止する勇気を持つ
     

➆ 事前検死を行う 

  • チームメンバーがプロジェクトに対して、もしこのプロジェクトは失敗したということを前提とした場合、すでに死んでいる状態から、何が原因だったのか解明していく
  • 事前検死を行うと、通常なら埋もれていただろう失敗に至る理由が浮かび上がり、失敗に向けたプロジェクトの事前対策の強化ができる。
  • チーム全員が問題点を共有し、有益だと感じる微調整を出すことができる。
     

➇ 固定型マインドセットに反証していく

  • 神・宗教・信条・社会規範等について、もちろん役に立つ場面はあるものの、場合によっては私たちに固定型マインドセット押し付け、私たちの健全な失敗や検証、そして進歩を妨げてしまう可能性があること認識する 
  • 自然科学については科学的アプローチが主流になっているものの、政治・経済・社会福祉のような社会科学については、まだまだ科学的アプローチが浸透していないため、間違った単純化や決め込みが蔓延してしまっていることを確認し、それに向けて反証していく。

 

最後に☆日本に起業家が少ない理由

以上、「失敗の科学」について纏めてきました。

 

この本では、日本は起業家が少ないかと言う話が出てきます。

著者はその傾向の背景には「日本人は失敗を不名誉なものとして受け取る」

という文化が存在すると指摘しています。

 

結果として、日本の年間の起業率はOECD諸国の中で最下位、ベンチャーの投資額も最下位だそうです。

 

文化って怖いですね。。

 

私も「なるべく失敗しないように」と

大学に入って、新卒で就職して、と

無難なレールに乗ってきました。

 

どこかで「失敗」を恐れているのだと思います。

そんな考えから脱し、「失敗 welcome!!」といえるようなマインドセットを

作っていこうと思いました。

 

皆さんも是非、「失敗」楽しんでいきましょう!