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yoshiko's colorful life -growing diary☆

都内在住二人目育休中ワーママ yoshikoが、セミナー、様々な人との出会い、本などから学んだことをアウトプットして行動を変え、日々目標管理に励みながら、キャリアや人生のゴールを目指す日々の奮闘を書きます!今の興味は知財、英語、子育て、国際交流、地域交流、起業、セミナー情報等。お問合わせはこちらから☆https://ws.formzu.net/fgen/S86050461/

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yoshiko's colorful life-子育てdiary☆

http://coloful-life.hatenadiary.jp/

親子日本語教室ボランティア養成講座➀:初級編

国際交流 地域交流

私は今、子ども・大人共に、

「日本にいながら国際交流ができる場」

「多様性を理解して、お互いの強みを活かして助け合い、学びあえる場」

を作りたくて、地元で様々な活動をしている方と交流を続けています。

 

そんな中、荒川区で「親子日本語サロンボランティア養成講座」が開催されたため、参加してきました♪

 

どんなプログラム?

 全5回で、外部講師を含む講師による以下のプログラムです。

荒川区国際交流協会 親子日本語サロンボランティア養成講座を開催します!

f:id:colofullife:20170216141051j:image

 

今回の内容

今日は上記のプログラムの2日目

「日本語が話せない【初級】外国人とのコミュニケーションと活動ワークショップ」でした。

 

今回の内容はこちら☆

1. 外国人の立場で「わからない体験」

2. 外国人との対話の方法

3. 外国人との自己紹介の方法

4. 講師のご活動のご紹介

 

 

講師のご紹介

今回の講師は聖心女子大学講師の「高柳なな枝」先生です。

「地球っ子クラブ2000」の代表もされています(詳細は後ほど)

地球っ子クラブ2000のホームページにようこそおいでくださいました!

女性らしい、笑顔が可愛い素敵な先生でした☆

 

今回、講師及び運営者からのご了承いただきましたので、講座内容をご紹介いたします☆

 

1. 外国人の立場で「わからない体験」をしよう

まずは、日本語がわからない外国人の立場になって「わからない体験」をしてみましょう!

 

➀ 配布プリントを見てみる

皆さん、この用紙が配られたとします。

何について書かれているかわかりますか?(ちなみにスペイン語です)

f:id:colofullife:20170216141057j:image

正解はこちら! f:id:colofullife:20170216162632j:image

小学校の入学式のご案内です。

集合時間、持ち物など重要な情報がたくさんありますが、なかなかわからないですよね。。

 

➁ 文字を書いてみる

続いてこちら。

これは、ネパール語が五十音順に並べられたものです。

f:id:colofullife:20170216141103j:image

これを見ながら、実際に、自分と子どもの名前を書いてみるとどうでしょうか?

 

・・・

まぁ時間かかります。

しかも、覚えるのは至難の技です!

それでも、ネパール語はある程度ルールがありますが(例:あ行は共通する形がある)、日本語のひらがなはどうでしょうか?

なんらルールはありません!

 

外国人が「文字を覚える」って大変なのですね。。

 

2. 外国人との対話の方法

では、日本語がわからない外国人とはどのように話せばよいのでしょうか?

まずは、以下のことを知りましょう!

 

➀ 配慮すべきこと

「わからないものはわからない!」

  • ルビをふっても意味はわからない
  • ゆっくり言うだけではわからない
  • 「わかりましたか?」はほぼ無意味
  • 説明すればするほどわからなくなる

 

➁ 気をつけること

外国人への話し方で気をつけるべきことは以下の4点です☆


1. やさしい日本語で

  • 相手にとって簡単なことばで(例:中国人には熟語など)
  • 一文を短く
  • あいまいな表現を使わない
  • 二重否定を使わない(例:×わからないことはない)
  • 外来語・擬態語を使わない(例:×すべすべ、ピカピカ)

 

2. 理解を助かる図や絵、具体物の活用


3. 思いやりのあるコミュニケーション

  • 笑顔
  • 本音と建前(本音で話すのもやさしさの1つ)
  • 話(内容)をよく聞く。
  • 違いを知り、認める。

 

4. スマホのアプリだけではない「対話」による相互理解

  • 文化の違い(例:入学式での洋服)
  • 日本の文化を教えるだけでなく、「対話」をして、相手の文化を知り、違いを知る  

➂ 必要となってくる日本語場面

外国人のお子さんが大きくなるにつれて、以下のように必要となってくる日本語場面が増えてきます。

  • 日本の教育制度、教育費
  • 進路、高校入試
  • 学校行事、給食
  • 学校からのお手紙、連絡帳、通知票

身近な誰かが困っていないかどうか、まずは意識して見てみることが大事ですね☆

f:id:colofullife:20170216141110j:image

 

3. 外国人との自己紹介の方法

それでは、初対面の外国人の方とはどのように自己紹介をすればよいでしょうか?

こちらが参考になります☆

 

【何を】
名前、国、住んでいる場所、好きなもの、好きなこと
子供の名前、年齢

 

【どうやって】
・お名前は?(ネームプレートなどをさしながら)。私は・・・です
・どこからきましたか?(×どちらからいらっしゃったのですか?)
・お国は?

 

【注意すべきこと】

・尋問にならないように自分のことも話す。

 

【便利なツール】
名札、ことば絵辞典、指差し会話帳、地図、カレンダー

 

4. 講師の活動のご紹介

最後に講師の活動をご紹介します。

講師は、「地球っ子クラブ2000」という「親子の日本語教室」のボランティアグループをさいたま市で運営されています。

地球っ子クラブ2000のホームページにようこそおいでくださいました!

 

「地球っ子クラブ2000」のご活動

月2回、各2時間の親子日本語教室を開かれています。

  • 最初の1時間は勉強の時間、親は学校の連絡事項などわからないことについて会話、子供は小麦粉粘土などで遊ぶ。
  • 次の1時間は親子で日本語を学習する。

 

母国語を大事にする

印象的であったのは、「日本語だけでなく、参加者の母国語も大事にする」ということです。

外国人のお子さんがどんどん日本語が上手になっていく一方で、お母さんはなかなか上手にならない場合、お子さんがお母さんを恥ずかしく思い、外国人だとバレたくなくて、学校に来ないで!というケースもあるそう・・

 

このようなことがおこらないように、母国語が大事であることも、楽しいゲームなどを通じて伝えています。

 

「日本語は手段、日本語は最終目的ではない」

のですね!

 

外国人親子と活動をする際に使えそうな「話題集」などの「自主作成テキスト」も公開されています。

http://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/seikatsusha/h24_nihongo_program_a/pdf/a_11.pdf

 

活動内容の具体例

例えば、ホットケーキを作りながら単位を覚える!


小学生になると単位がでてきますが、楽しくホットケーキを作りながら グラムやccを勉強するのは楽しいですね(*^^*)


そして、作ったホットケーキを測り、一番重い(=大きい)のが食べたいと競争!

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その他にも、お出掛け企画もあります☆

 

防災センターで消火器の使い方を学んだり、

草むしりをして、草を動物園に餌として提供するイベントなども☆


どこに行って良いのかわからないお母さんが多いので、お出かけできる場所を紹介する目的もあります。

 

また、どうしても普段は人からの助けを受ける側になりがちなのですが、道を掃除することで、周りの日本人から「ありがとう」と言ってもらい、「立場の逆転」を経験することもやっているそうです。

 

ボランティアグループの運営方法は?

荒川区では、同じような取り組みとして、町屋を中心として「多言語パーク」がありますが、更に地元でも同じ活動ができないのか、現在模索中です。

ただ、「外国人に対する活動の周知・集客」や「同じ思いをもつメンバーの巻き込み」がなかなか難しいのが現状でした。

そこで、講師にどのように運営されているかを聞いてみました。

 

➀ 運営資金

地球っ子クラブ2000は文化庁の「生活者としての外国人」のための日本語教育委嘱事業として、運営資金を賄い、完全ボランティアで運営されているようです。

基本的には、実費を除き、参加者から活動資金を得ることなく、運営されていますが、この事業も永遠ではないため、そこは課題とのことでした。

 

➁ 外国人に対する活動の周知・集客

活動の周知・集客には、地道な心の通った広報活動が必要とのこと!

 

例えば、公園などで外国人に出会った時に、活動紹介のカードを渡したり、イベントのちらしを配ったり、

区役所、病院、スーパーなど、目にとまるところにチラシを置いたり、

HP、FBなどで「情報を得たい人」が確実にアクセスできるように情報を整備しておく

などです。

 

ボランティアの心構え☆心に残った講師からの言葉

最後に、心に残った講師からの言葉をご紹介します。

 

➀ 同じ想いを持っていることを忘れない

ボランティアで大事なこと、

それは、

助ける側も助けられる側も「同じ思いを持っている」ことを忘れないことです。

 

「社会貢献したいし、子どもに交流できるように育って欲しい」

このように、たまたま、日本語ができないだけで、

同じ想いを持っているのです。

 

➁ 本来持っている力を発揮できるように手助けする

本来持っている力を発揮できるチャンスを手助けするのは日本人のママです。

日本語ができてから、体験をするのではなく、

社会参加をすることで「能力を発揮させる」のです。

 

  • 日本語のレベルがその人の能力ではない
  • 日本語のレベルで接し方をかえない
  • 日本人スタッフが教える側になるとは限らない

 

すなわち、日本人が手助けすることで、何かを教えてくれる立場になり得る、「能力を発揮」もらうのです。

 

➂ 同じ地域に住むママ友として接す

留学生と違い、皆さんは日本語を学ぶためだけに来日したのではなく、

生活するために来ています。

なので、「同じ地域に住むママ友」として接しましょう。

 

おすすめの絵本☆

同じことを発見するのも楽しい
でも、違うことも発見するのもまた楽しい

 

そんなことに気づけるステキな絵本をご紹介頂きました♪

皆さんも是非、お手にとって見てください!

おんなじ、おんなじ!でも、ちょっとちがう!

おんなじ、おんなじ!でも、ちょっとちがう!

  • 作者: ジェニー・スーコステキ=ショー,Jenny Sue Kostecki‐Shaw,宮坂宏美
  • 出版社/メーカー: 光村教育図書
  • 発売日: 2011/12
  • メディア: 大型本
  • この商品を含むブログを見る
 

 

また次回の講義、ご紹介します☆ 

 


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【ご参考】(前回の資料等)

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